【動画】東京都、都内区市町村、全省庁の3つの入札資格を取得したい方へ

東京都、都内区市町村、全省庁の3つの入札に参加したいので、全ての入札参加資格を取得したいです!
承知しました。弊所なら、全ての資格を同時に取得することも可能です!
すべての資格を同時に取得することができるんですね!

先日、とあるお客様から、東京都、都内区市町村、全省庁の3つの入札資格の取得について、ご依頼を承りました。コロナの影響もあって、売上高がだいぶ落ちてきて困っているらしく、なんとか民間の取引だけでなく、役所との取引、公共のお仕事にも活路を見出したいという強いご希望がありました。

弊所では、「東京都」「都内区市町村」「全省庁統一資格」のいずれでも対応可能です。また、同時に取得することも可能です。このお客様の場合も、お客様のご要望通り、弊所で申請手続きの代行を行い、無事3つの資格を取得することができました。

このページのお読みの方の中にも、

  • 3つの入札資格をすべて、急ぎで取得したい
  • 東京都の資格を取得した後に、全省庁にチャレンジしてみたい
  • 東京都と全省庁の入札資格の違いについて、教えて欲しい

といった方も、いらっしゃるかもしれません。そこでこのページでは、「東京都」「都内区市町村」「全省庁統一資格」の入札参加資格について、大まかな違いを説明させて頂きます。

以下の4つの違いに注目していきましょう
  1. 入札に参加できる範囲の違い
  2. 入札参加資格の有効期間の違い
  3. 入札参加資格の取得の仕方の違い
  4. 電子証明書とICカードリーダの取扱の違い

1.入札に参加できる範囲

まず、はじめに「東京都」「都内区市町村」「全省庁統一資格」では、資格を取得した際の「入札に参加できる範囲」に違いがあります。

東京都の入札資格を持つと、「東京都財務局、交通局、水道局」といった東京都の機関の入札に参加することができます。

都内区市町の入札資格を持つと「新宿区、荒川区、立川市、三鷹市」といったように都内の市区町村(全部で58の自治体)の入札に参加することができるようになります。

全省庁統一資格を持つと「国土交通省、環境省、防衛省、自衛隊、海上保安庁」といった国の機関である省や庁の入札に参加できるようになります。

どの自治体、どの機関の入札に参加したいのかを事前に調べておく必要がありそうですね。
おっしゃる通り。全部の資格を取得したいのか?東京都だけでよいのか?区市町村の入札に参加したいのか?事前に調べて、あたりをつけておくことをお勧めいたします。

2.取得した資格の有効期間

続いて、1度取得した資格の有効期間についても、違いがあります。「入札参加資格」という共通の資格なのに、取得した資格の種類によって、有効期間が違うというのは、ややこしく感じるかもしれませんね。しかし、1度取得した資格を維持していくためには、有効期間内に継続のための申請を行わなければならないので、資格の有効期間を意識しておくことは非常に重要です。

東京都は、2年度ごとの更新が必要になります。有効期間は、最大で2年です。都内区市町村は、決算期ごと、つまり1年ごとの更新が必要になります。全省庁統一資格は、3年度ごとの更新が必要になります。このように、資格の種類によって、有効期間、更新時期が異なりますので、注意が必要です。

資格の種類 有効期間
東京都 最大で2年間(2年度ごとに更新が必要)
都内区市町村 最大で1年8か月(1年ごとの更新が必要)
全省庁統一資格 最大で3年間(3年度ごとの更新が必要)
それぞれの有効期間に違いがあるんですね。更新期限を切らさないように、期限管理が必要ですね。
はい。取得した入札参加資格の数が多ければ多いほど、資格の有効期間の期限管理は必須となります。

3.入札参加資格の取得の仕方

ここが一番ややこしいところかもしれませんが、実は、「東京都」「都内区市町村」「全省庁統一資格」の取得の仕方は、それぞれ全く異なります。

東京都の場合は、「東京都電子調達システム」というインターネット上のシステムから申請を行います。都内区市町村の場合は、「東京電子自治体共同運営 電子調達サービス(e-Tokyo)」のページから申請を行います。東京都も都内区市町村も、電子申請のみで受け付けており、紙での申請(郵送申請)は受け付けていません。

全省庁統一資格は、「東京都や都内区市町村」と違って、紙ベースで申請書類を郵送することによって資格を取得することが可能です。もちろんインターネット申請もできます。

資格の種類 申請システム
東京都

東京都電子調達システム

※郵送申請不可※

都内区市町村

東京電子自治体共同運営電子調達サービス(e-Tokyo)

※郵送申請不可※

全省庁統一資格

統一資格審査申請・調達情報検索サイト

※郵便での申請も可※

東京都と都内区市町村は電子申請のみで、全省庁統一資格のみ郵送申請可なんですね。
はい。東京都と区市町村は、電子申請のみなので、一気に申請のハードルが上がります!

4.電子証明書とICカードリーダの取扱について

最後に、「電子証明書とICカードリーダ」の取扱についてです。

東京都と都内区市町村の入札参加資格を申請するには、あらかじめ電子証明書とICカードリーダを準備しておく必要があります。これは、東京都の場合は「東京都電子調達システム」、区市町村の場合は「e-Tokyo」を利用するにあたって、電子証明書とICカードリーダをパソコンに接続して、ログインしないと、入札参加資格を申請できないという運用になっているからです。

一方で、全省庁統一資格を取得する場合には、郵送で申請するにしろ、インターネット申請をするにしろ「電子証明書」と「ICカードリーダ」の事前準備は必要ありません。あくまでも、全省庁統一資格を取得するだけであれば、「電子証明書」と「ICカードリーダ」は不要です。

資格の種類 電子証明書・ICカードリーダの準備
東京都 必要
都内区市町村 必要
全省庁統一資格 資格を取得するだけなら不要

ただし、全省庁統一資格を取得した後に、電子入札を行う際には、電子証明書やICカードリーダが必要になります。その際には、「調達ポータル」というサイトを利用できるようにするために、パソコンの環境設定、利用者登録といった手続きが必要になります。

つまり、東京都と都内区市町村の場合、事前に「電子証明書やICカードリーダ」の準備が必要で、全省庁統一資格の場合、事後的に「電子証明書やICカードリーダ」を用意しておくことが必要ということになります。

事前に購入が必要になる場合と、事後的に購入しなければならない場合とに分かれるんですね。

都と都内区市町村は、事前に購入しないと、申請手続きを行うことができないので注意が必要です。

電子証明書とICカードリーダの準備

・東京都、都内区市町村→資格を取得するために、事前に購入が必要

・全省庁統一資格→資格取得後、電子入札に対応するためには、購入が必要

都・区市町村・全省庁の資格を取得したいという方へ

3つの資格の違いがよく理解できました。すべての資格の取得手続きを、スマートサイドに依頼したいです。
早速のご依頼、誠にありがとうございます。申請のための準備に入らせて頂きます!!

民間取引だけでなく「役所との取引」「公共の仕事」について、興味を持たれている方は、年々増加しつつあるというのが、私どもの実感です。

実際に、弊所への入札参加資格申請に関するご依頼も、着実に増えつつあります。

入札参加資格の取得は、入札に参加するためのスタートにすぎません。たくさんの入札に参加して、売上アップをしたいのであれば、すこしでも早く、より多くの自治体の入札参加資格を取得する必要があります。

もっとも、入札参加資格の取得は

  • 電子証明書やICカードリーダの購入
  • パソコンの環境設定という特殊な手続き
  • 各自治体のシステム(ホームページ)を利用しての申請
  • 必要書類の入手

といったように時間と労力と知識と経験が必要な、難しい作業であることは言うまでもありません。

もし、皆さんの中で「東京都の入札」「都内区市町村の入札」「全省庁の入札」でお困りの方がいれば、ぜひ、行政書士法人スマートサイドにご依頼ください。弊所では、上記3つを同時に申請するのはもちろんのこと、お客様のご要望に合わせて、スピード感を持って、対応することが可能です。

皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。

 

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