そんな人たちにお勧めしたいのが、行政書士法人スマートサイドです。行政書士法人スマートサイドは、「建設業許可」「入札参加資格申請」「産廃許可」といった許認可の手続きの専門家として、東京都内を中心に、幅広く活躍されている事務所です。とくに、年商10億円越えや、従業員数100名以上といった、規模の大きい会社からの継続した業務依頼を受けるなど、その「専門性」「組織力」には定評があります。
今日は、そんな行政書士法人スマートサイドの代表である横内賢郎先生にインタビューを実施しました。「意外と近くにある」「こんな事務所を探していた」「ちょうど入札関連で困っていた」という方にとって、有益な発見があるかもしれません。それでは、インタビュー記事をご覧ください。
行政書士法人スマートサイドとは?
それでは、横内先生。よろしくお願いいたします。まずは、行政書士法人スマートサイドの自己紹介から始めて頂ければと思います。
はい。こちらこそ、よろしくお願いいたします。
行政書士法人スマートサイドは、東京都の文京区にある行政書士事務所です。地下鉄の三田線春日駅や南北線・丸の内線・大江戸線の後楽園駅から、歩いてすぐのところにあります。たとえば、「文京シビックセンターや東京ドームの近く」といった方が、わかりやすいかもしれませんね。
近くには小石川後楽園や中央大学のキャンパスもあって、緑豊かな閑静な場所にあります。
もともと、2014年に私が行政書士登録をした際、個人事務所として「横内行政書士法務事務所」を立ち上げました。その後、お客さまの数や取り扱う件数も増え、スタッフを採用し、2021年7月に行政書士法人スマートサイドとして、法人化したという経緯があります。
東京ドームや後楽園の近くに事務所があるのですね。ところで、貴事務所は、どういった業務をメインで行っているのでしょうか?行政書士と聞くと、「外国人の在留資格」や「車の車検証の登録」などをやっているイメージが強いのですが。
弊所が扱っている業務についてですね。
実は、行政書士法人スマートサイドが取り扱える業務は、行政書士業務の中でも、かなり限られていると言ってよいと思います。例えば、「外国人の在留資格」「車検証の登録」「遺言や相続の業務」といったことは、弊所では全く取り扱っていません。「0(ゼロ)」と言ってもよいと思います。
弊所のメイン業務は「建設業許可」「入札参加資格申請」「産廃許可申請」という許認可申請になります。時折「建築士事務所登録」や「宅建免許申請」なども、お引き受けすることがありますが、「建設」「入札」「産廃」の3つが、主たる業務になっています。
行政書士法人スマートサイドの「建設」「入札」「産廃」業務
なるほど、「建設」「入札」「産廃」と言うことですが、どういった業務なのか、詳しくご説明願えますでしょうか?
はい、まずは「建設業許可」についてです。建設会社が500万円以上の工事を請負うには、建設業許可が必要です。建設業許可を持っていない会社は、500万円未満の工事しか請負うことができません。そのため、規模の大きい工事を受注したい会社は、建設業許可を取得する必要が出てきます。
ただ、建設業許可は、誰でも簡単に取得できる許可ではありません。手続き自体が非常に難しいのです。例えば、「どんな資格が必要か?」「経験が何年必要か?」「いくら以上の資本金があればよいのか?」といった許可の要件が複雑に絡みあっています。素人の人が、自分の力で許可を取得するのが難しいだけでなく、総務部や人事部など、デスクワークをメインとしている比較的書類作成に馴染みのある部署の人でも、建設業法を理解して申請書類を過不足なく作成するのは、至難の業といってよいでしょう。
そういった許可申請手続きをお客さまに代わって行うのが、我々、行政書士法人スマートサイドの役割ということが言えます。
「産廃許可」についても同じことが言えます。「産廃許可」は「建設業許可」と違って、一度に複数自治体の許可を取得しなければならないようなケースが多いのです。例えば、東京都の許可だけでなく東京都を含む「1都3県」とか、「1都6県」とかいったように、それぞれ別々の自治体に書類を提出しなければなりません。
総務部や人事部や事務担当者が、いかに優秀であったとしても、いままでやったことのない手続きを複数件分作成するのは、手間がかかりすぎます。また、万が一、書類の作成の仕方を誤ってしまっていたら、大変なことになります。
そういった場合に、お客さまからの依頼を受けて、手続きを代行するのが私たちの仕事です。
「建設」と「産廃」については、よくわかりました。「入札」については、どういったことを業務として行うのですか?
あまり知られていませんが、「入札」って、誰でも自由に、いつでもできるわけではないのです。例えば、東京都の例を取ってみると、東京都の入札に参加するには、東京都へ入札参加資格の申請を行い、承認を得て、入札参加資格を取得しなければならないのです。これは、埼玉県や神奈川県や省庁の入札でも同じです。
入札参加資格を申請し、入札参加資格を取得してからでないと、入札に参加することができない。つまり、役所と取引をするには、まず、入札参加資格の申請が必要になるのです。
しかし、この入札参加資格の申請は、自治体によってルールがバラバラで、統一されていません。ちょうど先ほどの「産廃許可」と同じように、東京都の入札に参加したいのであれば、東京都のルールに従って、東京都に入札参加資格を申請しなければなりません。同じ会社が、今度は、神奈川県の入札に参加したいと考えたのであれば、今後は神奈川県のルールに従って、神奈川県に入札参加資格を申請しなければなりません。
これは、とても煩雑です。
もちろん手引きやマニュアルを紐解きながら1つ1つ丁寧に作業をしていけば、入札参加資格を取得することができるかもしれません。しかし、多くの事業者は、「〇月〇日の入札に間に合わせたい」とか「〇月〇日が期限です」というように急いでいらっしゃる場合がほとんどです。そんな中、いくら社内の人間とはいえ、申請手続きの素人に任せていたのでは、いつまでたっても入札に参加することができません。
そういったケースにおいても、私たち行政書士法人スマートサイドは、入札参加資格申請の専門家としてお客さまに代わって手続きを代行していくのです。
話は変わりますが、お客さまは、どういった方たちが多いのでしょうか?個人とか法人とか。また、どういった経路で行政書士法人スマートサイドに業務を依頼しにくるのでしょうか?
とてもよい質問ですね。
行政書士法人スマートサイドのお客さまのほとんどが法人です。個人事業主のお客さまというのは、1%にも満たないです。この点については、理由は明確で、「許可」や「入札」という業務の性質上、ある程度「しっかりした」というか「規模の大きい」法人が手続きを依頼するという傾向があるようです。
法人のお客さまの中には、「社長が1人でやっている」という会社や「従業員が数名」という法人もあります。一方で、資本金が1億円を超える会社や年商が100億近い会社から依頼があるのも事実です。『お客さまの会社の「総務部」や「人事部」や「営業部」の担当者と協力して手続きを進めていく』というとわかりやすいかと思います。
また、弊所にご相談やご依頼に見えるお客さまのほとんどが、インターネット上のホームぺージ経由で、業務を依頼してくださります。逆に、「紹介」というのはあまりありません。もちろん、お客さまや税理士の先生からの紹介が、まったくないわけではありません。しかし、うちの事務所は、インターネットを使った情報発信にとても力を入れていますので、紹介に比べるとWEBからのお問い合わせ・ご依頼の方が、圧倒的に多いのが事実です。
書籍出版・動画セミナー・お客さまインタビューについて
いま、「情報発信に力を入れている」とおっしゃいましたが、具体的にどういった取り組みをされているのですか?
まず、一番力を入れているのが、専門書の出版です。
近頃、若い人たちの活字離れが進み、「本が売れない」という状況にあるようですが、それでも、書籍というのは、情報発信のツールとして、とても重要な役割があると思います。とくに「許可申請」や「入札資格」という難しい分野について、「いかに、わかりやすく簡単に説明するか?」という点について意識して、書籍を執筆しています。弊所のホームページに、過去に出版した書籍をご紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。
(参考)「行政書士法人スマートサイドの書籍出版のご案内」は、こちら
かなり狭い分野のテーマに専門特化して書いているので、一般受けするものではありません。それでも、「手続きに困っている人」や「やり方を勉強したい人」にとっては、刺さる内容であると自負しています。
その他には、何かありますか?
はい、書籍の他には、オンライン動画セミナーの実施があります。
最近時間がなくてYouTubeへの動画の投稿は滞ってしまっているのですが、過去のオンライン動画セミナーでは
- さあ、建設業許可を取得しよう!
- 東京都公共工事競争入札資格「仕組み」と「手続き」解説セミナー
- 全省庁統一資格を取得するための基礎セミナー
- 東京都入札参加資格申請(物品・委託)の概要
といった事業者さま向けセミナーを、渋谷ヒカリエのセミナールームで開催しています。このセミナーの様子も、ホームページにまとめてありますので、ぜひ、参考にしてみてください。
渋谷のヒカリエのセミナールームで撮影されているのですね。
はい。
書籍の出版やホームページでの情報発信といった「活字による情報提供」も大切ですが、動画で伝えることで、さらに詳細な内容をわかりやすくお伝えできると考え、オンライン動画セミナーをYouTubeで公開しています。
そういえば、お客さまへの取材・インタビューも実施されていますよね。
はい。おっしゃる通り。
弊所では、弊所サービスをご利用頂いたお客さまのうち、「建設業界」や「産廃業界」や「入札」において、高い成果を収めているお客さまのインタビュー・取材を実施させて頂いております。もちろん、お客さまの了承を得て、取材・インタビューをして、ホームページに掲載しているわけですが、お客さまの成果発表の場というだけでなく、会社の特徴や、設立から現在に至るまでの紆余曲折、社長の経営理念を伺うことができて、とても勉強になっています。
こういった成功体験を共有することによって、お客さま自身のブランド力の向上や競合優位性に繋がっていくのではないかと、とても期待してます。「手続きが済んだら終わり」「許可を取得できたら終わり」というのではなく、陰ながらお客さまをサポートし続ける、そんな事務所でありたいという思いから、お客さまへのインタビュー・取材をおこなっています。
行政書士法人スマートサイドの3つの特徴・他社との違い
いままでお話ししてくださった以外に、行政書士法人スマートサイドの特徴というか他事務所との違いをいくつか挙げてもらえますか?
はい。弊所の1番の特徴は、比較的難しい手続きを得意としている点です。これは、冒頭にお話しした専門特化とも関係してくるのですが。
- ほかの行政書士事務所に頼んだけど、許可を取れなかった
- 税理士の先生に相談したけどうまく行かなかった
- 自分で申請したら、都庁に受け付けてもらえなかった
というケースでも、弊所にご依頼いただければ、「すんなり許可を取得できた」とか「何事もなく、申請が受け付けられた」ということが、多くあります。これは、ひとえに、「建設」「入札」「産廃」に専門特化して、業務分野を絞って、事務所を継続して運営してきた成果といってよいと思います。
行政書士事務所の中には、お客さまから依頼されたものについては、「どんな種類であっても拒むことなく引き受ける」という人もいるようです。しかし、弊所は違います。「建設」「入札」「産廃」しかできません。
その一方で、例えば、建設業許可なら、10年の実務経験を証明したり、執行役員を経管にして建設業許可を取ったりという、他事務所ではできないことができるのです。産廃許可においても、登録車両の台数が20台以上とか、1都3県の同時申請など、難しくて規模の大きい申請を得意としています。
業務分野を専門特化しているがゆえに、難しい案件でも受任が可能ということですね。他にありますか?
他に挙げるとすると、電話でのやり取りをNGにしていることが特徴的であると思います。
普通、税理士事務所や行政書士事務所や社会保険労務士事務所といった士業事務所では、お客さまとのやり取りは、電話で行う事務所が一般的かと思います。ですが、弊所は、電話での連絡を明確にお断りしているのです。
これは、代表である私の方針なのですが、先ほどお伝えしたように、行政書士法人スマートサイドは、意識的に専門特化して業務をおこなっています。難易度の高い案件や複雑な事案など、他の事務所では申請が通らなかったり、都庁や県庁から「受付できない」と断られたケースなども、多く扱っています。
電話ではなく、メールでの連絡をお願いしている理由は、そこにあります。記録が残らない電話でのやり取りは、あとあとトラブルを引き起こす可能性があります。また、電話による業務の中断を防ぎ、全ての手続きを迅速かつ正確に行う必要もあります。さらに、専門家として十分な検討を行う時間を確保することが必要な場合もあります。
こういった場合において、電話で即答することができない以上、はじめから電話ではなく、メールでご連絡いただくようにお願いをしているのです。電話で話した方が早いとお考えの人もいるかもしれませんが、「複数の専門スタッフによる情報の共有」「文章でのやり取りによる安心感と正確性」を考えると、やはり、お電話ではなく、メールでご連絡いただくことが最適であると思っています。
こういったメールでのやり取りが、お客さま自身の利益や無駄時間の削減につながっていると確信しています。
電話NGというのは、かなり合理的な事務所運営ですね。
はい。誤解のないように言っておくと、これによって、トラブルになったり、意思疎通がうまく行かなかったり、ということは1度もありません。むしろ、口頭で話さないとうまく伝わらないという場合においては、Zoomを使って、時間を決めてオンラインで相談できる機会を設けているので、むしろ、お客さまからも好評を得ているくらいです。
そういえば、行政書士法人スマートサイドに手続きを依頼したい場合や、相談がある場合、どうしたらよいのですか?電話がNGとなると、問い合わせフォームからメールでのご連絡ということになるのでしょうか?
はい、弊所へのご相談や問い合わせも電話ではなく、ホームページ上の問い合わせフォームからメールしていただくようにお願いしています。
この流れで3つ目の特徴をお話ししますね。
弊所では、「相談者一人一人への適切な対応」「質の高い面談時間の確保」という見地から、初回に限って、1時間11,000円の相談料を頂いております。行政書士事務所の中には、「無料相談」や「出張相談」を謳っている事務所も有りますが、弊所は「有料」でかつ、打ち合わせ場所も「弊所打ち合わせスペースにて」とさせていただいております。
行政手続きは慎重に進めなければならないケースが多いです。インターネットの情報をそのまま信じて進めると思わぬ落とし穴にはまってしまって、申請が通らないことがあります。また、弊所は、難易度の高い複雑な事案について、多くの会社の手続きを成功に導いてきた実績のある専門家集団です。無料で手に入る情報は、たかが知れています。弊所が有料相談にこだわる理由が、そこにあります。
有料相談の際には、
- 個別のケースに合わせた最適な進め方
- 制度の落とし穴や注意点
- スムーズな手続き、余計な時間や手間をコストカットする方法
をご案内させて頂くことができます。「独断で判断した結果」または「無料の情報をもとに手続きを進めた結果」
- 申請が通らなかった
- ビジネスチャンスを逃した
- 疲弊するばかりで、まったく成果が上がらなかった
という事態を回避して頂きたいのです。
行政への届出・許認可申請でお困りの方へ
スマートサイドの3つの特徴がとてもよくわかりました。そろそろお時間ですので、横内先生からこのインタビュー記事をお読みの読者のみなさまにメッセージをお願いします。
はい。
行政書士法人スマートサイドは、法人としての組織力と専門性を活かして、みなさんの会社の手続きをサポートさせて頂くことが可能です。特に「東京都の建設業許可」「関東近県の産廃許可」「東京都及び全省庁の入札資格」においては、都内でもトップクラスの実績を有していると自負しています。
このインタビューをお読みのみなさまの中には、「手続きを外注したいけど、どの行政書士に頼んでよいかわからない」「近くに専門家がいない」「自分でやるには難しすぎる」ということで、困っている人も多いのではないかと思います。
そんな時にこそ、この記事を思い出して、行政書士法人スマートサイドの存在を頭の片隅に思い浮かべて頂ければ幸いです。インタビューの途中にも話しましたが、弊所では、「書籍の出版」「オンラインセミナーの動画」など、その気になれば、インターネット上でいつでも検索できる素材を用意しています。
気になる方がいれば、そういった、ツールを十分に生かして、弊所へのご依頼・ご相談を検討してみて頂ければと思います。みなさまのお困りごとの解決をお手伝いできる日を心待ちにしております。
本日は、長い時間、お付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。